免疫力、病気は脳がつくっていた!?
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新型コロナ疲れによる精神的な不調さえ散見され、生活しづらいなぁと感じられている方も多いのではないかと思います。
健康を維持するための防御、いかにウェイルスに対峙して身を守るかに関心を寄せている。涙ぐましい飲食サービスでの対応所作。
安心と安全で食事できるので、感謝しています。
しかし、自分の努力でできることは、免疫力を高めること。
問題の本質は外にあるのではなく内にあるようです。
私たちは、病気になったことで力を落として生活に張りがなくなってしまうのが常です。
でも、がんになっても幸せに活き活きとされている方もいらっしゃいます。
一方で健康であっても幸せな感情を持てず生活をされている方もいます。
どちらを選択するのか。
きのくに漢方クリニクの田中院長は、病気になったことが不健康ではなく、病気になって治らないことが不健康。
どんな病気でも改善すると言われています。
確かに、病気になると薬や病院を変えたり、外に解決を求めがちですが、自分が変わることがない限り改善には至らないようです。
病気が治るということは自分が変わること。
そして変わることには、体力が必要であること。
そもそも体力は、どのような使い道があるか、ご存じですか。
ひとつは、行動、活動…イメージしやすい使い方ですね。
二番目は、判断。私たちは、物事を認知し、思考・判断し、行動します。
最も重要なことは行動して結果を導くことですが、人間らしく生きれる証は大脳新皮質が成長し、あれやこれや考えることができるようになったこと。現代人は特に、この考えて判断することにかなりのエネルギーを費やしています。
高度成長期は、美空ひばりに巨人・大鵬・卵焼きと言われたほど(歳がわかりますか(^^♪)均一的でシンプルだったので、選択も単純でした。現代は多様な価値観で常に選択を求められます。
三番目は、体内活動、内蔵、修復です。不調や病気になったらここが一番重要です。有限の体力をエネルギー分配するなら、一つ目と二つ目に振り分けるエネルギーをこちらに充当することが最善策です。ここに振り分けられずに、思い悩んで回答を出せないことまで考えてしまう。交感神経が継続して高まっていては、修復する時間を持てずやがて体の崩壊に結びつきます。
考えない!ということではなくコンディションのよいときに考え、体内修復が必要な時には迷ったり悩んだりせず専門家に任せる。体内エネルギーの使い道という視点から、むやみに悩んだり、迷ったりすることの無いようにしようということです。
考える力より生きる力を高める。大脳皮質の人間の脳の支配から、一時大脳辺縁系の動物の脳を開放してあげることが鍵になるかもしれません。
コンディションを知ることで、エネルギー配分のパターンを意識的に変えることができたらセルフマネジメントできていると自分を褒めてあげてもいいかもしれませんね。
病気を治す力=免疫力、治癒力で、それは、内なる体力ですから。