★★──
サツキの花が咲き零れ、時鳥が囀る五月ですね。
気分や新陳代謝は、季節に応じて変化し(冬は体重が増えやすい)、人間の遺伝子や免疫システムの活動も季節により変わると知られています。
脳の活動も然り、季節に応じて変化する可能性があるとの研究が発表されました。
春夏秋冬毎に課題を与えた男女たち、集中力を必要とする課題では夏、記憶力を必要とする課題では秋に、脳はより活発に活動していました。
外出を禁止、日光を遮る(季節と切り離した環境での)数日間の後に課題に取組みました。
人は長時間人工的な光で生活することに慣れたため、脳の活動は季節的な光のサイクルとは関係ないと考えていたある研究者は、脳が季節に反応するようプログラムされていることに興奮しているそうです。
春と冬、脳は活動し辛いということですね。春眠や冬眠は、人や動物というよりも脳が眠っているのかもしれませんね。
春と冬にも脳を活性化したい方は、脳のコンディションを意識して生活の中で工夫をしてみましょう。
脳の活性化したい領野によって工夫の所作はいろいろ♬
今回は、記憶系領野、思考系領野、勘定系領野の活性化!
【記憶系領野】
①初めて会った知人同士の共通点を挙げてみる。②興味関心のあることにネーミングやイベントタイトルをつけてみる。③偉人の格言を1日ひとつずつ学び、覚える。④週初めに、一週間の予定をシミュレーションする。⑤デートの際に、下調べした情報をインプットし、それに囚われずにリアルを楽しむ。
【思考系領野】
①レストランで自分からオーダーを決め、皆に提案する。②3分で、まず自分の強みを20個挙げてみる。③1日の内で必ず自分へのアポイントを確保し何かを熟考する。④瞑想を通して集中力を養う。⑤時間軸で、優先順位をつけて選択する。
【感情系領野】
①お気に入りの俳優になりきって演じてみる。②朝のあいさつで、互いのコンディションを話題にする。③メタ認知をする(第三者の立場で自分を観察する眼をもつ)。④人のタイプ別のアプローチに挑戦してみる。⑤パートナーのコーディネートするファッションに従ってみる。
ご参考まで!