生命科学の序章!あなたの心の三原色は!?

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生命科学と人材育成、どのようなテーマなのか。

エンゲージメントやチームビルディングといったマネジメントやリーダーシップの焦点に不可欠なモチベーション、共感性、信頼などを作り出すエネルギー源はどのようなものかに着眼し生物としての根本からアプローチしようとするものです。

心の三原色というモデルがあります。心の状態を3つのホルモンのブレンドによって作られる。ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン。

3つのホルモンが十分分泌されているとバランスが取れた健全な状態と言えます。

セロトニンが不足している人は、仕事に集中するも心身に支障をきたしかねない。

ノルアドレナリンが不足している人は、好きなことは夢中になるが刹那的な快を求めやすい。

ドーパミンが不足して人は、ワクワク感なくいやいや物事に取り組んでいる。

心の状態を生命科学から理解し3つのホルモンを統合的にマネジメントすることで個人、集団の動機づけに結びつけられるというアプローチです。

さて、ニューロコーチングでは、共感と信頼のオキシトシンに注目しています。

オキシトシンは、ドーパミンとセロトニンの分泌を促します。

ドーパミンはモチベーション、セロトニンは心の安定をもたらし、目の前の課題への集中力が高まります。

具体的には、傾聴・承認・共感でラポールを築くことでオキシトシンの分泌を促し、セロトニンやドーパミンの分泌連鎖でインテンションポイントに基づいたビジョンの設計や展開シナリオを可能にします。

それでは、どのようにしてオキシトシンの分泌を誘発するのでしょうか。

一般的に身体的なものと心理的なものがあります。

身体的な接触は、五感への良い刺激が大切です。

・ふわふわした肌触りのよいものに触れる。

・おいしいものを食べる。

・美しい景色や美術品を鑑賞する。

・リラックスする香りを楽しむ。

・心地よい音楽を聴く。

などがお勧めです。

心理的な接触は、心のふれあいです。

・感情・感動を共有する。

・感謝を示す。

・承認し受容する。

・感動する物語に触れる。

などが挙げられます。

さあ、お仕事でのマネジメントやご家庭での関わりで、オキシトシンの分泌をスタートにして、心の3つのホルモンバランスを意識してみましょう。

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