変性意識状態から潜在意識を書き換える!
★★──
私たちは、日常生活で脳をどの程度使っていると思いますか。
5%といわれています。これは意識して使っている領域で顕在意識といいます。自覚されていない領域の95%を潜在意識で行っています。
意識化に上がってきて判断、選択しているという実感を得ている顕在意識は、実はわずか5%でしかないということ。つまり人は、常に5%の力の範囲で生活しているということなのでしょうか。
95%の潜在意識はどのような世界なのでしょう。
潜在意識とは、自覚されることなく,行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。
(参照元:Weblio辞典)
潜在意識、奇跡の力とも言われ、その情報処理能力は顕在意識の7万5千倍あると言われています。
窮地に追い込まれたときに発揮する火事場の馬鹿力。95%の潜在意識を開放し活用できるとケタ違いのパフォーマンスを打ち出すことが可能です。
どうしたら、潜在意識を活用できるのか、再現性ある形で実現できるのでしょうか。
・思考は現実化する
・欲しいものを手に入れた状態、理想の自分になれた状態をイメージする
・欲しいものをすでに所有している、理想の自分になれていると思い込む
潜在意識を活用する方法は、潜在意識を書き換えることです。
現状は、人が潜在意識でイメージしている結果そのものです。潜在意識を書き換えられないという最大の原因は、すでに潜在意識が現実化されているということに気づいていないことにあります。
人は、何故変わりたいのか。
現状に不満がある、満たされていない、だから未来の理想の自分になりたい・・・。潜在意識を開放しそれを現実化すると、理想を夢見て現状に不満を持っている自分を現実化し永遠に理想の自分を現実化できない。
何という惨い現実(‘Д’)
しかし、逆説的には、潜在意識を書き換えることができれば、現状を変えて思い通りの現実を手に入れることができるということです。
アファメーションやビジュアリゼ-ション等を駆使して潜在意識の書き換えを実践するわけですが、その前提は、ポジティブな感情を持って向き合うことです。現実を受け入れ、感謝の気持ちをもって潜在意識の書き換えをすることが重要です。
そして、ニューロコーチング®では、脳波の力を活用します。
人は、6つの周波数帯の脳波を出しています。
デルタ波、シータ波、アルファ波、SMR波、ベータ波、ガンマ波です。
ハイパフォーマンス向上のトレーニングプログラムでは、シータ波とアルファ波に注目し、意図的に変性意識状態に導きます。それは、意識はあるものの潜在意識にアクセスできる状態です。
顕在意識では、ベータ波が中心となって思考し選択し行動します。この状態で潜在意識に働きかけるアファメーションやビジュアリゼーションは、理性が働くなどの要因で期待される効果が得られにくいのです。変性意識状態で脳の潜在意識に理想の自己イメージを刻み込みます。脳波の作用で潜在意識を書き換え、具現化するのです。
ニューロコーチング®で、ケタ違いのパフォーマンスをたたき出すことができる所以なのです。